将棋NOTE

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次の一手

次の一手Part8(四間飛車)

今回は「四間飛車」の対局から次の一手を考察します。 下図は後手が△2八飛と打った局面です。互いに金銀4枚の鉄壁の囲いで、そう簡単には崩せそうにありません。 先手からは▲1一龍と香車を拾う手がありますが、この局面ではより厳しい一手があります。 正…

次の一手Part7(雁木)

今回は「雁木」の対局から次の一手を考察します。 下図は序盤から中盤に入ろうとしている局面です。どちらの陣形も駒の連携が良く、隙がなさそうに見えますが、ここから後手に先攻する手段があります。 正解は、△7五歩(後手有利+420点)です。 (A)▲…

次の一手Part6(相振り飛車)

今回は「相振り飛車」の実践例から次の一手を考察します。 代表的な囲いとしては、美濃囲い、金無双、矢倉などが挙げられますが、下図は両者ともに独特な陣形です。 この局面で先手には様々な手がありますが、どのように指せば良いでしょうか? 正解は、▲4…

次の一手Part5(ゴキゲン中飛車)

今回は、対ゴキゲン中飛車の将棋を考察します。 下図の局面は、飛車角交換が行われた後、後手が△3一歩と打った局面です。これは先手の飛車を打つスペースを制限するのが狙いです。 あまりじっくりしていると、後手から△2七角と打たれ、馬を作られてしまい…

次の一手Part4(相振り飛車)

今回は、相振り飛車の将棋から次の一手を考察します。 序盤早々に大駒の交換が行われ、駒組みの段階に入っている局面です。下図では、後手が△4四銀と上がりましたが、やや危険な一手でした。相手陣は隙がなさそうに見えますが、ここで気づきにくい好手があ…

次の一手Part3(角交換振り飛車)

今回は、角交換振り飛車の対局から次の一手を考察します。 相振り飛車のような局面ですが、下図は居飛車側が飛車を8筋に転回し、玉頭攻めを行っている局面です。 ▲8四銀や▲8四飛では単純に△8三歩と受けられ、攻めが続きません。ここで、攻めを厚くする好…

次の一手Part2(角換わり腰掛銀)

今回は角換わり腰掛銀の中盤戦から出題です。 下図は先手が猛攻を仕掛けている局面ですが、やや攻めが細いのが気になるところ。▲6三金は同玉、▲4五桂は△3二金と引かれて続きません。 一見、先手の攻めが切れているように見えますが、ここで気づきにくい好…

次の一手Part1(相掛かり)

今回は、将棋倶楽部24の実戦例から「次の一手」を考えたいと思います。 下図は相掛かりの将棋で、先手が▲4四角としてきたところです。(先後逆) △4四同銀とすると、▲3二飛成と龍を作られていけません。放っておくと、次に▲5三角成や▲1一角成がありま…