対局解説Part3(ゴキゲン中飛車)
今日はゴキゲン中飛車との一戦を解説します。
図は難解な中盤を抜け出し、終盤を迎えた局面です。こちらは龍を作ることに成功しましたが、自玉が薄いのが怖いところ。
△4七歩、△4七銀、△2六桂など様々な手が浮かびましたが、実戦は△2六桂を選択。しかし、これが悪手でした。
(正解は△4七銀。鬼神解析によると+3000点で後手優勢。)
△2六桂に対して▲同歩ならば、△2七銀▲4九玉と玉を下段に落として勝ち。
しかし、△2六桂には▲2八玉と寄る手があり、これを完全に見落としていました。ここから相手玉への寄せが見えなくなり、最終的には時間切れ負け。優勢な将棋を勝ち切れないのは残念でした。
終盤がまだ弱いので詰将棋を解いて鍛えます。