将棋NOTE

詰将棋や自戦記をゆるっと発信

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2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

対局解説Part21(四間飛車)

今回は「四間飛車」との対局を解説します。 下図は先手が▲9五歩から仕掛けてきて、香交換になろうとしている局面です。実戦では、△4四香と銀取りに打ちましたが、ここでリードを広げる好手がありました。 正解は、△8六歩(後手優勢+1060点)です。地…

対局解説Part20(三間飛車)

今回は「三間飛車」との対局を解説します。 下図は、後手が△6三金と高美濃囲いにした局面です。こちらはエルモ囲いに組みました。金銀の連結が良く、将来相手玉への端攻めも見込めます。 実戦はここで▲3七桂と指し、チャンスを逃してしまいました。先手は…

次の一手Part8(四間飛車)

今回は「四間飛車」の対局から次の一手を考察します。 下図は後手が△2八飛と打った局面です。互いに金銀4枚の鉄壁の囲いで、そう簡単には崩せそうにありません。 先手からは▲1一龍と香車を拾う手がありますが、この局面ではより厳しい一手があります。 正…

対局解説Part19(角換わり腰掛銀)

今回は「角換わり腰掛銀」の将棋を解説します。 下図は▲6三銀と打たれた局面です。角換わりの将棋ではよく出てくる手筋で、△同金には▲7二角と打たれて、飛車と金の両取りがかかります。 実戦では△6一金と引きましたが、ここでは強気に踏み込む一手があり…

5手詰めPart17

解答を表示 解 答 ▲4三角 △同金 ▲5二飛成 △同玉 ▲5一角成 までの5手詰め

次の一手Part7(雁木)

今回は「雁木」の対局から次の一手を考察します。 下図は序盤から中盤に入ろうとしている局面です。どちらの陣形も駒の連携が良く、隙がなさそうに見えますが、ここから後手に先攻する手段があります。 正解は、△7五歩(後手有利+420点)です。 (A)▲…

5手詰めPart16

解答を表示 解 答 ▲6四桂 △同歩 ▲6三銀 △同銀 ▲6二金 までの5手詰め

次の一手Part6(相振り飛車)

今回は「相振り飛車」の実践例から次の一手を考察します。 代表的な囲いとしては、美濃囲い、金無双、矢倉などが挙げられますが、下図は両者ともに独特な陣形です。 この局面で先手には様々な手がありますが、どのように指せば良いでしょうか? 正解は、▲4…

5手詰めPart15

解答を表示 解 答 ▲7三金 △同玉 ▲8二銀 △7四玉 ▲7五金 までの5手詰め

対局解説Part18(角交換振り飛車)

今回は、角交換振り飛車の一局を解説します。 下図の局面は、後手が棒銀で2筋を攻めてきたところです。また、△7五歩、▲同歩、△7六歩という7筋からの攻めもあるので、先手としては何か反撃策が必要です。 実はこの局面では既に先手有利なのですが、実戦で…

次の一手Part5(ゴキゲン中飛車)

今回は、対ゴキゲン中飛車の将棋を考察します。 下図の局面は、飛車角交換が行われた後、後手が△3一歩と打った局面です。これは先手の飛車を打つスペースを制限するのが狙いです。 あまりじっくりしていると、後手から△2七角と打たれ、馬を作られてしまい…

対局解説Part17(陽動振り飛車)

今回は、対陽動振り飛車の一局を解説します。 序盤は相居飛車の形でしたが、相手の方が途中から中飛車で来たので、こちらも中央を厚くする駒組みに切り替えました。 下図は▲6五歩と突かれた局面です。△同銀は▲5四歩が厳しいので、この歩は取れません。実戦…