将棋NOTE

詰将棋や自戦記をゆるっと発信

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2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

対局解説Part15(相矢倉)

今回は将棋の純文学とも言われる矢倉の一戦を解説します。プロの棋戦でも矢倉は健在で、よく指されているのを見ます。 下図は▲6三角と打たれた局面です。自玉はまだ安全ですが、次に▲7四角成から上部を手厚くされると、こちらの攻めが頓挫する恐れがあるの…

5手詰めPart13

解答を表示 解 答 ▲4二飛 △同金 ▲1二角成 △同玉 ▲2三銀 までの5手詰め

対局解説Part14(三間飛車)

最近は三間飛車党と対局することが増えました。プロの棋戦でも度々登場するので有力視されているのだと思います。 今回は居飛車穴熊VSダイヤモンド美濃で、互いに玉の固さを主張する将棋になりました。「開戦は歩の突き捨てから」ということで、数手前に歩を…

対局解説Part13(角交換振り飛車)

今日は角交換振り飛車の一局を解説します。 下図は飛車先の歩を交換し△2三歩と打たれた局面です。(なお、盤上の角は序盤で交換した後、互いに打ち合ったものです。) 実戦では▲2八飛、△7五角、▲4三角成、△同金、▲2三飛成と2筋突破に成功しました。角…

5手詰めPart12

解答を表示 解 答 ▲7一角成 △同玉 ▲5三角 △6一玉 ▲6二飛成 までの5手詰め

対局解説Part12(右玉)

今日は対右玉の将棋を解説します。 まずは序盤戦から。下図は非常に手が広い局面です。私はここで▲6八銀としました。将来、相手の桂馬が8五や6五に跳ねたときに、銀に当たるのを避けた意味があります。 以下、△4四銀、▲6七銀、△8五歩、▲7七桂と進みま…

5手詰めPart11

解答を表示 解 答 ▲1一角成 △2三玉 ▲1二馬 △同玉 ▲2二金 までの5手詰め

対局解説Part11(三間飛車)

今日は対三間飛車の一局を解説します。 こちらの居飛車穴熊に対して、相手の方は序盤から動いてきました。図は居飛車やや有利の局面です。実戦では△4五歩と拠点を作りましたが、これがあまり良くなかったようです。 以下、▲1五歩、△同歩、▲1三歩、△同香、…

3手詰めPart10

解答を表示 解 答 ▲4三桂 △4一玉 ▲5三桂 までの3手詰め

3手詰めPart9

解答を表示 解 答 ▲1二角成 △同玉 ▲2三金 までの3手詰め

対局解説Part10(三間飛車)

今日は三間飛車の対局を解説します。三間飛車と言えば、石田流が有名ですね。振り飛車側のさばきをどう食い止めるかが重要です。 下図は中盤から終盤になろうかという局面です。ここで飛車を逃げているようでは攻めが遅れていけません。 この局面では▲3三成…

対局解説Part9(角換わり腰掛銀)

今日は角換わり腰掛銀の対局を解説します。私が先手番だったので、積極的に仕掛けていきました。 図は△5四桂と銀取りに打たれた局面です。受けに回る手も考えられますが、持ち駒が豊富で飛車先も通っているので、攻める手を考えました。 上図から▲4三歩(…

対局解説Part8(レグスペ)

今日はレグスペとの対局を解説します。レグスペとは「白色レグホーンスペシャル」の略称で、角交換振り飛車穴熊のことを指します。 図は△2二飛と飛車交換を挑んできた局面です。相手の固い穴熊に対して、こちらはバランス重視の陣形なので、飛車交換はリス…

対局解説Part7(早繰り銀)

今日は前回に引き続き角換わりの将棋を解説します。相手の方の早繰り銀に対し、こちらは腰掛け銀で対抗しました。 新年早々、序盤で銀損するというミスをしてしまい、この局面はすでに敗勢です。図からは▲3三歩、▲4五桂、▲7四歩など様々な攻め筋があり、…